ハルヒ
浸
古泉が乙女です
「じゃあ、後はキョン、古泉君、よろしくね!私たちは男子禁制のお買い物にいってくるから!」
なんて言われたのが約一時間前。
何がよろしくなのか…特に何もすることもなく、俺たちは部室に鍵をかけ、帰ることにした。
「あの…すいません」
「ん?なんだ?」
靴を履き替えていたら、後ろから声をかけられた。なんだ古泉か。
こいつから声をかけてくるなんて珍しい。
「あの…買い物に付き合っていただけませんか?」
「何か買いたいものでもあるのか?」
「ええ…あっお時間があったらでよいのですが。」
「いいぜ、別に。」
「ほんとですか!?」
「っ…………ああ。」
なんだよ…恥ずかしいやつ。
…そんな嬉しそうな顔されたら困るだろうが。
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