へいぼんぴえろ
ごめんね
嬉しくて思わず国光に抱きついてしまった。
そしてずっと心に引っ掻かていたことを聞いた。
『ねぇねぇ国光、りーは元気?』
「ああ、元気だ。」
国光は少し戸惑いながらも答えてくれた。
『そっか、テニス続けてる?』
「詳しい事は分からないが今はマネージャーをしている。」
『ふーん、そうなんだ。ごめんね国光。』
「もう過ぎたことだ、気にするな。」
『うん、ありがとう。国光』
「フフ、いちゃついてるとこ悪いけどもうそろそろ離れようか。(黒笑」
『えーヤダー』
反抗したけれど不二先輩に無理やりはがされました。
「もうそろそろ帰らないと跡部たちが心配すんじゃないか?」
『えーヤダヤダ帰りたくないー』
「アンタ餓鬼?」
『うるさいですー。越前君』
「てゆうかアンタなにしにきたの?」
『資料を届けに来たんですよ』
「あっもしかして偵察も兼ねて来たんじゃないの?ねぇ不二はどう思う?」
どこからともなく猫みたいな人がやってきて僕に背を向け声をひそめて内緒話を始めたのですが筒抜けでここまで聞こえてきます。
偵察?有り得ないですね。むしろ弱点を教えてあげたいです。
「んーそうだなそれは無いんじゃない?」
「どうしてっスか?不二先輩。」
「何となくね。」
「どうします?英二先輩」
「うーーん。不二の言葉を信じるにゃ。」
あっ終わったみたいですね。
―パチン
「よぉ如月。迎えに来てやったぜ。あーん」
『はぁ!?何で跡部さんが来てるんですか?ここは普通日吉君が迎えに来てくれるんじゃ・・・』
「うるせえぞ如月、さっさと来い。表に車を待たせるんだからな。あーん。」
『はいはい。分かりましたよ。』
ヤレヤレ。まったく手間のかかる先輩です。
end.
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アトガキ
よし!青学編終了ー
よく頑張った俺。
次は合宿編だー!!
2009.10.24 コウ
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