we are 彦星(♀)と織姫さん。 注:ここに出てくる「茂木十(もぎてん)」は女の子です。でも実は男の子です。嘘です。女の子です。ハイ。すみません。 十:今日は七夕だよ!えいりちゃん!彦星が織姫に会いにいくんだよ!僕も会いにいくからね!! 嬰利:既に来てるし。 て:今日の夜だよ!今宵だよ!寝る頃に頑張って強行突破して見せるからね!! え:だぁぁっ!?夜!?やめてよなにしようとしてんのよアンタ腕変な方向に曲げられたいのっ!? て:えいりちゃんにだったら・・・ え:何変な妄想をっ!? て:とにかく行くから!じゃまた夜ねっ! え:あっこら!逃げるなぁっ!! え:アイツがくる前にどうにかしてこの部屋片付けなきゃ・・・じゃない!片付けてどーすんのよ!?ブッ飛ばす準備よ!!あ、嘘!間違えた!!そんなことしてたら来ちゃうよぉっ!! て:ばぁーん!!! 産星・・・間違えた。彦星のご登場です! え:こんのぉっ・・・・・・ベランダから入ってきやがって・・・・・・ブッ飛ばす!! て:やってから言わないでよ!ゲホガホッ・・。 え:あんたねえっ・・・こなろっ! て:ゴフッ!諦めないよ・・・織姫! え:キモイ! て:ぐハッ! え:なんであたしが織姫になるの!?てかあんた男じゃないじゃん! て:兄貴の血を色濃く受け継いでいるから・・・ え:親の血じゃないのか!? て:親なんてのは物心ついた頃からもういなくて・・・ え:うっ・・・急に空気が重いよ・・・しんみりしちゃったよ・・・。 て:てゆーワケで!今からえいりちゃんと×××××しようと思います! え:阻止!! て:あーれー。 [落っこちたベランダの下の茂みの中で] て:あんなに怒るとは思わなかったな・・。僕の織姫・・・あの話じゃお父さんがなんかいろいろって感じだったけど本人が手強いからな・・・。 うーん。どうしようか。 ・・・・・・そうだ!あの手があった! よし、実行! え:もう来ないといいけど・・・きっと来るんだろうなあ・・・。どーすれば来なくなるもんかな・・・。 うーん。どうしようか。 ・・・・・・そうだ!あの手があったじゃない! よし、実行っ! [再び(?)嬰利の部屋の中で] て;え:「あ。」 て:なんでこんなとこにっ!? え:なんであんたがここにまたっ!? て;え:「・・・・・・失敗しました。」 びゅー。。逃げ去りました。 え:もういなくなったかな・・・?でも常に気を張ってないと飛びつかれるぅわあッ!!?? て:ぎゅうぅぅー。・・・織姫、大好きだよ。愛してる。ずっと一緒にいようね、おし姫・・・あ、噛んだ。織姫。 え:――――ッ!!くぉのやろふゎああぶぅぅ・・ て:むぅぅぅーん。 え:うううううううっっっぷは!!にゃろ!! て:ごふぁッ!! え:あんたみたいのは天の川に流されて岩にぶつかって死んじゃえばいいんだっ!そんなやつはこうだっ!こうしてやるっ!! て:うわ!ちょっと!?何かどっからか自動的に縄が出てきて・・・わ!?ちょっとどころじゃないよ!?けっこーやばいって!!縄を巻きつけないでぐぇっ・・・ひどいよ!ただ抱きついてちゅーしただけなのにっ!!えいりちゃんのっ、バカぁぁぁぁぁぁ!!! え:死ねえぇぇぇ―――――!!!!!(どがしゃん) 『抱きついてちゅーしちゃえばいいんだ!』 『縄で締め上げて捨てちゃえばいいんだ!』 あの、ね? あんたたち、論点ずれてるってわかんないの? [*もどる][つぎ#] |