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読んでみて…ね?
あれ?なんか違う(ヤンデレ風紀委員長×生徒会長)
「おい!お前どうなってんだよ!今月の書類!」
バタン、と大きな音を立てて生徒会室のドアを開けたのは川上 春樹(カワウエハルキ)風紀委員長だ。
「めんどくさくなってやめたんだよ」
欠伸をしながら春樹の問いに答えるのは吉野 美月(ヨシノミツキ)生徒会長である。
春樹と美月はもともと近所の幼なじみ。
なにをするにもライバルで、いつも張り合ってきた。
そしてなんだかわからないがいつの間にか二
人は付き合っていた。
この学校は男子寮で、閉鎖された空間。男同士の恋愛はおかしくない。それに顔や家柄がいい者は親衛隊なるものが結成され、崇められる存在になる。
そんな中、美形でかなりの家柄の春樹と美月が付き合うという話は皆に衝撃をもたらした。
「たしかに美形二人はお似合いだけど…」
「春樹様は美月様をお嫌いなんじゃ…」
「うぅ…これからの王道フラグがたたない…」
色々な声が飛び交う中で、二人はケンカをしていた。
「お前、先月も書類出さなかったよな…?」
春樹が額に青筋をたてながら言うと、
「そんなの知らねぇ。お前がやっとけよ」
と無関心な美月。
美月のそんな姿に腹が立った春樹はガタリと椅子から立ち上がり、美月の元へすたすた歩いていった。
「…なんだよ」
美月は春樹がこちらにやってくるのを見るとうらめしそうに一歩後ずさった。
「美月…」
春樹は美月の名を呼ぶ。
美月はびくり、肩を揺らして春樹の顔を見た。


春樹は無表情だった。


美月は本能的に恐怖を感じ扉へ向かおうとした。
春樹がそれを許すはずもなく美月の腕をとった。
春樹は美月の腕をとると、
「仕事ができないならお前を閉じ込める…前も言ったよな?」
と囁いた。
美月は涙目ななりながら、
「ごめんなさい…ごめんなさい春樹閉じ込めのはやめて…俺ちゃんと仕事するか、ら…」
と訴えた。
春樹は不満気な顔をしながらしぶしぶ美月の腕を離すと、
「俺はお前を愛してるから閉じ込めるのに…な?」
ゆっくり扉から出ていった。
美月はその場から動けず、春樹の去った後を見ていた。


後書きω
うっひょー中途半端……
思い付いたら即書いちゃうからもう笑えない…(^o^;)
ヤンデレ風紀委員長はもとから好きなタイプなんですよねウフフ
今度はやっぱり平凡くんにヤンデレ発動させたい…

進むの?戻るの?

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