あ行
泡沫ﾉ幻想/鏡音ﾚﾝ(鏡音ﾘﾝ)
作詞・作曲 仕事してＰ
いつかの忘れ物 遠く彼方の夢
誰もいない海に
たゆたう言ﾉ葉よ
窓越し 眺めてた景色の
温かさに 恋焦がれてた
手を伸ばせば 届く距離なのに
キミはこんなにも遠い
この手が 示す先に
何があるのか
その瞳に 僕を
映してはくれないこと 知ってる
どんなに呼びかけ
キミの名前 叫べど
この声が キミに
届くことはないと 僕は知ってる
器を持たない 僕等は
導かれるまま
無限に広がる 海を泳ぎ
泡沫を描く
願いを込めた
あの歌は 何処へ行ったの？
僕は
探してた 暗い海の底 深く
掴んだものは
泡のように 消えてくけれど
僕は
見つけたい
僕が此処に在る意味を
会えない日々が 続く理由も
僕には分かっていたよ だけど
認めたくない
信じたい…
光も届かぬ 水底に
忘れてきた 大切な歌
歌を聴かせたい人は もう
この海にはいない
長い時を キミといた
繋いできた手は もう無くて
光溢れる 水面を見上げ
空っぽな僕は 沈んでく
きっと その先にキミがいるから…
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