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あ行
ヴァルキュリア/メグッポイド
作詞 リョータイ
作曲 tomn(イカロスP)



終末への 火蓋は
もはや切られた
風 剣 狼のフィングルヴェト
群青の眼光に 見果てぬ荒野
天馬の蹄が 戦場に響く

命 消えて
星は 落ちて
通り過ぎた道は 血で染まる
生きて 死んで また出会う
昨日の 戦友(とも)が 明日
血肉と化さぬようにと

戦人 向かえよ 剣を握れ
そう 選択肢は
生きるか 死ぬかの
誇り高く 気高く 羽ばたく
もう 後ろは振り向かない

蒼く たなびく髪 白銀の槍
たそがれ 何を思う
ヴァルキュリア
彼女の 鎧が煌めく度に
幾多の 者が 悲しみにくれる

翼 広げ
はためいて
通り過ぎた日々は 崩れゆく
忘れないで 勇気ある
名も無き 勇者たちを見送った
後ろ姿を

燃え上がれ 凍てつけ
その身に刻め
そう 選択肢は
捕虜(いきる)か足掻く(しぬ)かの
黒く 色づく 背中の羽根に
もう 賽は投げられたの

心 抱いて 思い出す
遠い日に 愛した者の 名を
枯れた 涙 湧き上がる
死人が眠る 石の羅列
薄汚れた 刻印

戦人 向かえよ 剣を握れ
そう 選択肢は 苦しむ(いきる)か
楽になる(しぬ)かの
誇り高く 気高く 羽ばたく
戦乙女のレーゼ




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あきゅろす。
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