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serial story
10
そんなことするような奴じゃないだろ、お前と言う人間は。



鼻で笑って人を見下した挙句、阿呆と吐き捨てて颯爽と去る奴だろう。




どういうことだ、斎藤。

まるで、善良な警察か・・・ん?




そう、か。



そうだ、こいつは警察官なんだった。




市民の前では、斎藤一じゃなくて、藤田五郎なんだ。





そうか、そうか。そういうことか。





・・・・猫被りヤロー。






「おい、出るぞ。」



勘定を机の上に置いて、斎藤は店を出る。



俺もその後を追った。





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あきゅろす。
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