短編
2
男とヤる恐怖と、幼馴染が怒る恐怖で涙がちょっと溢れて来た
「だ、だって……」
怖いんだよ、
何回ヤったって怖い
あんたの熱を感じるのが、何故だか怖い
押しつぶされそうで、
自分が何処かにいっちゃいそうで
「……怖い」
俯くと目に溜まってた涙がボトボト布団に落ちていき布団を濡らしてく
フッと何かが動く気配がした次の瞬間頭に幼馴染の手の温もりを感じた
「…怖いの、」
泣きながらなおも怖いを連呼する
何が怖いのかなんて言ってやんない
さっき怒った罰だ、俺の気持ちを察しろ
「あぁ」
低く優しい声
何かを理解してくれたらしい
頭にあった手がそのまま下に移動して顎を掴む
そのまま顎を持ち上げられ目が合えば
その目は一瞬唇に目線を落とし
そのまま迫って来た
クチュ___
小さな水音を立て優しく舌を絡めてくるその舌からとてつもなく愛を感じた
「…んっ__」
声を漏らせばその手は首の形を指でなぞるように落ちていき
布団を払いのけ
鎖骨をひらりとなでると胸の突起をいじりだした
その感じが凄くむず痒い
もう片方の手が気がつけば恋人繋ぎをしていて
また、
愛を感じた
押し倒されあてがわれる
そして、ゆっくり
ゆっくり
入ってくる
「は、ぁ…」
酷い圧迫感に息を吐き出せば
「苦しかったらしがみついてろ」
なんて、甘い言葉をくれるけど両手は恋人繋ぎをした状態でしがみつけるわけがない
だからギュッと手を強く握りかえせば
それを合図かのように一気に突き上げられた
「……あぁっ!」
いきなりの快感
「はぁ」
耳元でやられる熱いため息にまた背中がゾクゾクした
そこ感じがたまらなく
たまらなく_______
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