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片羽フラクタル
4
伊与「零は大丈夫かな…」
戦闘経験のない伊与は陣地のテントで負傷者の手当てを任されていた。
零は女の身ではあるが、たぐいまれなる戦闘能力を買われ、戦場に駆り出されている。戦場に立つということは、かつての仲間と命のやり取りをするということだ。
出来ることなら誰も死んでほしくない。我が儘な望みだということは分かっている。それでも伊与は神に祈らずにはいられなかった。
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