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バックアタック。

「やったのか。」
「解らんな……」

目の前で炎が揺らめいた事態が嘘の様に消えた。思っていたよりも、速く終ったのが、妙におかしく感じれた。

「……とりあえず先に行こう。」
「そうだな、あんちゃん!」

パロムが走るのを視線で、追って。力なく笑って一番後を歩きだす。

「サメラさん?」
「どうした、ポロム。」

隣を歩くポロムがサメラの手を掴んで離さない。掴んだ手を握り返すと、ふるふると首を横に振ってなんでもないです。と返す。

暖かな手をつないで、吊り橋を渡る。渡りきった途端に、視界が赤く染まり、声が響く。……スカルミリョーネのだ。

「フシュルルル…よくぞ私を倒してくれただが死してなお恐ろしい、土のスカルミリョーネの強さ、ゆっくり味わいながら死ねぇ」

……普通、味わう。なんて言わない。と、ぼそりと呟いて、ポロムを後ろにやる。

黒い煙をたてながら、スカルミリョーネがポロムの目の前に現れた!。


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あきゅろす。
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