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バブイルの塔とバブイルの巨人。

「…私はその者を封じ込めた。しかし長い眠りの間にその者は思念を強化した!その思念がそなたらの星の邪悪な者達をより悪しき者とし…クリスタルを集めさせたのだ。」
「では、ゴルベーザもその者に!」
「何てヤツだ、そいつは!?」

ざわめきが波紋を作る。
知ってる、一度聞いた名前だ。
バルバシリアが言っていたあの名前だ。
確か名前は。

「ゼムス…間違いないか?」
「そうじゃゼムス…、クリスタルとは我らのエネルギー源。おそらくバブイルの塔の次元エレベーターを作動させる為クリスタルを集め、次元エレベーターでバブイルの巨人をそなたらの星に下ろし全てを焼き払おうとしている…!しかし多くの月の民はそうではない。青き星の者達が我々と対等に話し合えるだけの進化を遂げるのを見守っているのだ…皆…その日を夢見て眠り続けているのじゃ…」

バブイルの塔とバブイルの巨人。すこしの間滞在した関連が見えた。確かに。と頷けるが、なにかひかかる。何だろうか。

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あきゅろす。
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