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安心を。

「ところでさ、ルドルフ。いったいなにモンだ?ゴルベーザってのは」

お前は…呆れながらも、サメラは肩を落とした。虚無と言うかなんと言うか。

「クリスタルを集め月へ行こうと企むルビカンテ一行を操る者だ!因みに、月には世界を破滅させるほどの力が存在するからだ。」
「私たちそれを止めるの!
「ゴルベーザか!全てはそいつの…許せねぇ」

握り拳を突き上げて、空に雄叫ぶ。隣で不満げなサメラが煩い。と漏らした。本当にうっとうしそうだ。

「若には城の再建が!」
「エブラーナだけじゃねえ!世界があぶねーんだ!俺もゴルベーザとかいう野郎をこの手でブチのめすぜ!」
「…と、言ってるが、その辺りが不安になるんで、キッチリしときます。ので、安心を。」

無理矢理、頭を押さえて、サメラとエッジがお辞儀をする。エッジは、ぶつくさと不満をもらす。

「くれぐれもお気をつけて…!」
「わかってるって!さあ、こっから先は俺に任せな!」
「わかりもうした! 留守はお任せを!皆さん若をお頼申します!皆の衆!帰るぞ!」
「若様、サメラ様、皆様、ご武運を!」



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あきゅろす。
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