「余計な世話だ！」
「武神事変-Satellight Reacter-、肌白い！良いわね、出してみる？。」
「嫌だ、隠させろ。」
「ヤダ、勿体無い！逆に出した方がいいわね。じゃあ、こっちとこっち、どっちがいい？」
どっちも断る！ついでに言わせて貰えば、それは確実に捕虜としての選択を間違えている服だ。
「えー、つまんないじゃない。」
「つまる、つまらないの話ではないと、想うがバルバシリア。」
「あら、そう？」
私的にいいんだけどなぁ。とバルバシリアが口を尖らせながら、これでもないあれでもない、と服を選別していく。
「…………」
「じゃあ、これにしようかしら！これなら武神事変-Satellight Reacter-の趣味に合うんじゃない。ほら」
「……スカートはどうにかならないか？」
「えー駄目！ここは譲らない！」
「はいはい。解った。」
この折れない所は、と考えても無駄だ。バルバシリア指定の服を受け取って、カーテンをひく。
「……おい」
「え、どうしたの？」
「バルバシリアは外だ！」
「着替え、手伝おうと思って。」
「余計な世話だ。いらん。」
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