封印されし月の道、バブイルの塔.
「……しばく」
大刀を引き抜いて、カルコブリーナの腕をもいだ。
「サメラ」
「分かった」
頷いて、空高くに飛び上がり、アイテムを使い空から雷食らわせて、縫うように雷の間を通り抜けカルコブリーナに傷を負わすとすべて砕け散る。ギリギリ息のある一人が、息を吐いて、吠える。この場所は報告済み!仇は討ってもらうよゴルベーザ様ー!言葉を放つだけ放ってカルコブリーナが消えた。
「なに!?」
「来る。」
「久しぶりだな……」
声と共にゴルベーザはクリスタルルームに現れた。
「先日は世話になった。だが、あのメテオの使い手はもうイマイチ。あの時の礼に、私がなぜクリスタルを集めるか教えてやろう」
光と闇、あわせて8つのクリスタル。それは封印されし月の道、バブイルの塔を復活させる鍵なのだ。月は我々の人知を超えた力があるという。このクリスタルで7つめ……残すところ、あと1つとなったわけだ。これも君達のおかげだ。このレイもしなければ失礼だな。受け取れ、私の礼だ!
「……要るか。」
「サメラ!」
「三番目の奇術師-Maniac Replica-の仇は討たせてもらう!」
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