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デビルロード酔い。


直ぐ様に構えて、飛び掛ろうとすればバルバシリアは竜巻を起こして自分の身を守る。

「サンダガ!」

ほぼ零地点の射出を喰いバルバシリアはよろめいた。隙を与える暇も無く、龍騎士が縦に裂いた。


「うぅ…カイン、貴様!この私を倒しても最後の四天王がいる!」
口から命の証を吐いて、バルバシリアは消えたるとスピーカーから音が流れる。
このゾットの塔もろとも消え去るがいい!!。と。それから高飛車な笑いを残して音声は消えていく

「崩れる!」
「みんな、私に捕まって!テレポ」

眩い光を放ち、視界は色鮮やかに巡り回る。目が追いつかなく気分が悪くなる。……デビルロード酔いと似たような感覚に襲われた。

そして視界は一点で止まる。見覚えの有る様な石造りの建物の様で、絶え間無く水の音が聞こえる。

「ここは……。」
「バロンの貴方の部屋よ」
「ニセもんの国王も倒したし、もう安心じゃろ!」

仲間が会話をしているのに耳を傾けながら、ぼんやりと考えた。
トロイアの宿を引き払うにしろ、クリスタルにしろゴルベーザにしろ。
考えていると話を振られた。

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あきゅろす。
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