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凛と咲く花のような貴方に
その2

「しかし、何よりも怪しいのが季夜羅眼羅と火讐の幼なじみという関係‥、奴は火讐と幼なじみという関係の他にきっと何かがあるに違いないよ
絶対何か裏がある…」

「確かに…な」

善罪はきっと幼なじみの他に何か関係あると言い、ベット代わりの机に座る団吾は一瞬見た火讐が涙を流す顔が頭から離れてなく、傷が少し痛むのにも関わらず羽織っていた学ランを片にかけてサングラスをかけ、机から立ち上がり、再び水津高で眼羅と闘う事を決意をした。


「行くぞお前ら‥
火讐に涙を流させたあの小童を放っておく訳にはいかん」
「兄貴、もしかして…」

「あぁ、季夜羅眼羅から火讐を奪還しに行くぞ」

団吾は舎弟達に期待の眼差しで見つめられながら季夜羅眼羅から火讐を救出しにいくと言い、彼等は再び水津高に向かう事となった。

「はいっス、兄貴!!」

「(火讐君はどんな事があろうと、こんなアキバ系である僕を身体を張って護って、僕についてきてくれたんだ。 火讐君、必ず助けてあげるから待っててね‥!!)」


団吾は火讐に色々な所で助けられる時の記憶を思い出しながら、必ず助けると決意を固めた‥。



…続く

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