戦国ホストBASARA店 とりあえず、 あの裏番を追いかけても、しゃあない気しかしないし‥‥ とりあえず、言われた通りに行ってみるか! と、俺は歩き出した δωδ†アーメn とりあえず、路地にまでは辿り着いた。 ここまで来て、合っているのかと不安になる 『路地入ってすぐこうって‥‥』 裏番が言ってた通りの方に体を向ける 『‥‥‥‥うわー‥‥』 目の前にはゴールが遠い細い道が‥ 『‥ほんまに合ってんのか‥!?‥‥んー、考えてても仕方ないし、運に任せて、行ってみるか!』 と一人で叫んで歩き出す 暗いな‥‥ δωδ†アーメn 出口に近づく ゴールッ! 周りを見渡してみる 戦国BASARA店なんかねーじゃねーか! 迷子だ!迷子! あの裏番やろう!インチキだ! くそ‥ こんな、夜の町で迷子なんてごめんだ! さっさと店に辿り着かないと‥‥‥ すると、目の前をセレブ系なマダムが通った なんとなくで、このおばはんに聞いてみる事にした 『すいませっ、戦国なんとかBASARA店って店の場所、どこにあるか知りません?』 「あらまぁ〜、貴方みたいな若いおにいさんが知らないなんて、珍しいわねぇw」 『あの、俺、おにいさんじゃなi「そんな珍しい貴方を、せっかくだから、案内してあげるわぁん♪」 『え!?まぢすか!?』 すると、おばはんは俺の腕に自分の腕を絡ませる こ、香水きつい! 「私、貴方みたいな人、好きよぉん♪」 おばはん、さっきから口調がカオスだ カオスだぞ、おばはん。 よし、おばはんの名前はカオスブルースカイだ。 カオスは口調、ブルーは服、スカイは空のようなでかい腹。いわゆる、デブマダム 案内してくれるのは、嬉しいが、カオスブルースカイと、並んで歩きたくない。 そんな事を考えていると、ブルースカイが俺の腕をひっぱる 痛、痛い痛い! すると、カオスブルースカイは俺が出てきた路地の目の前にある路地に入って行く まさか、まだまっすぐだったとは‥‥ 細い路地をカオスブルースカイにへばりつかれながら、歩く や、やめろ!ブルースカイ! だが、ここで反発して、また迷子になるのはごめんだ 俺、がんばれ!ここは我慢だ! と自分に言い聞かす δωδ†アーメn やっと細い路地から解放される すぐに左に曲がったブルースカイにひっぱられ、体がガクンとなる 衝撃が走ったと思えば、カオスブルースカイがピタッと止まる そして、また俺の体に衝撃が走る 「ここよぉ♪」 とブルースカイは一店を指差す 俺はブルースカイの指の指す場所を平たい目で見る おおっ 全体的にキラキラした、いかにも夜の店って感じの店が目の前に舞い降りる 『ありがとよ!カオスb‥‥マダム!;;』 「いいのよぉ♪私も貴方みたいなイケメンと歩けて嬉しかったわぁ〜♪」 ノッリノリで俺の腕にすりついてくるカオスブルースカイ お前、歳考えろ! と、言ってやりたいほどだ。 「じゃあねぇ♪あぁ、そうだぁ。次は、私の店に来てね♪」 『機会があればなー、カオs‥マダムッ』 そう言うと、カオスブルースカイは夜の町に姿を消した やっと、俺から離れてくれた‥‥ 店に入る前に、こんなに疲れるとは‥‥ まず、俺はおにいさんじゃない!オンナやし! それに、カオスブルースカイみたいなマダムと並んで歩くなんて言語道断な事をした。 今日は、いつもよりも何倍もついてない 運が悪かった‥ 運に任せた俺がバカだったな‥くそッ 店追い出されるし、カオスブルースカイに捕まるし‥ いや、カオスブルースカイに声をかけてしまったからだな‥‥ あぁ、最悪な一時だったな‥ハァ‥‥ と、心の中で大きく嘆きながら、目の前の店の扉に手をかけて、深い深呼吸を1つ そして、豪華なお客様用の扉を開けた . [*<] |