長編小説 使用物 「カイトってば最低ー!!何であたしのレンを弄るのがそんなに好きなの!?」 「え?うん。可愛いからね」 舞踏会から帰ってきて数分。 リンが突然俺の部屋に来たかと思うとそう叫んだ。 今、俺の部屋には俺とリンとカイトがいる。 …俺、一応使用人なんだけどね。 「確かに可愛いけどさ!レンで遊んでいいのはあたしだけなんだから!」 リンは俺の腕を引っ張り(凹凸のない)胸に引き寄せた。 「…リン、俺…一応使用人なんですけど」 「そんなの知らないってば!レンはあたしの!これ決定!」 け、決定された…! 「でもね、リン…俺さ、レンとは越えてはいけない一線を越えちゃったからさ…♪」 「「…え?」」 …別に越えてませんけど? てかリンも(その凹凸のない)胸から離してよ。 「…レン、ついに越えちゃったの…?」 「え…いや、越えてな「うん、ずっと前にね」 だから…越えてないよ。しかもカイトと。 「じゃあレンの初めてってカイト!?」 「うん、その通り♪」 「違う!そんなわけがない!」 だって、相手はカイトだし…。 そんな風に悩んでいたら突然カイトが、俺を自分の胸に引き寄せた。 …言うのもなんだけど…カイトっていい体つきしてるんだよな…って。駄目駄目駄目ッ! 危ないところだった…今、自分の頭がおかしくことに…。 「レーンー?そんな生意気なことを言うとお仕置きしちゃうよ?」 「はあぁ!?」 俺が驚いてる横でリンは楽しそうに俺らを見ていた。 …たまに仕事が嫌になってきます…。 ―――― レンは苦労人だと言いたかっただけ(笑) 今、テレビで"ネギ星人"って…(爆) 俺「Σ(°□°)ミク!?」 姉「(´・ω・`)」 [*前へ] |