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後書き



▽緋月怜也様、大変たいへんたいっへん長らくお待たせしました;;
リクエストして頂いたのは、はていつぞや?と思われているかもしれません…。
リクエストは「『平安時代』もしくは『戦国時代』をテーマにしたお話」でしたが、如何だったでしょうか?
平安時代をテーマに取らせて頂いたのですが、私自身、時代物は初めてだったんで知識的にあやふやなところがあります。
雰囲気が出てれば宜しいのですが…間違った知識等々があるかもしれません;;


▽平安時代をテーマに取った後、色々考えさせていただきました。
最初は陰陽師かな…と考えたのですが、陰陽師よりも巫女を出したい。平安時代にも巫女はいたそうなので、巫女を出させて頂きました。
 
そして平安時代は恋愛思想が強いので、恋愛話。
恋愛としては少々悲しい恋の話、出てくる人間模様は明るめなキャラで。
そうして出来上がったのがこの作品です。

前半は時文視点、後半は宗昌視点だったので主人公が分かりにくかったと思うのですが、主人公は宗昌です。そして裏主人公が桜(櫻)です。


最後、宗昌の読む歌はワザと現代口語訳を付けてませんでした。
どんなことを言ったのか、ご想像にお任せしたかったのです。

一応、宗昌は「戻れないとはわかっていても、それでもなお、昔に立ち返ってしまうこの心あることか、恋しいかったことには物忘れもしないで」と読んでいます。

櫻の辛い過去を言って尚且つ、未来の自分に言い聞かせていたのですね。
結ばれなかったけれど、でも気持ちは受け取った。それだけで櫻は浮かばれたに違いありません。

 

嗚呼、緋月怜也様、本当の本当にお待たせしてしまい申し訳ございません(土下座)

そしてこの度はリクエスト本当にアリガトウございました!


※参考資料…古今和歌集



2009.02.22





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あきゅろす。
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