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Under
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「痛いトコ、ない?」


オレの後始末をしてくれた後、ソファーで後ろからオレを抱き締めながら、しずかちゃんは心配そうにオレを覗き込んだ。


「ううん。」


フルフルと、かぶりを振ると、しずかちゃんは、申し訳なさそうな顔で、ごめんね、と呟いた。


「…何で謝るの?」

「………いや、りっちゃんが可愛いすぎて、暴走したから。」


言われて、思い返す。


「…確かにちょっと、強引だったね。」
「う。」

「意地悪だったし。」
「うぅ…。」


正直に答えると、しずかちゃんはどんどんへこんでいく。


まぁ、そんなしずかちゃんも、可愛くて好きなんだけど。


オレは内緒話するみたいに、しずかちゃんの耳元に手をあてて、囁く。


でもね、って。


「でも、気持ちよかったよ?」
「!!!」


意地悪なしずかちゃん、格好良かったし。
と、顔を赤くしながら言うと、しずかちゃんは更に顔を真っ赤に染めた。


そんな可愛くて格好良い恋人の頬に、オレは思いをこめてキスをする。



「…誕生日、おめでとう。しずかちゃん。……大好き。」


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