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Others
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「…何したっていうか、……敢えて言うなら、何もしなかったー?」

「……………。」


流石に一応、僅かなりとも罪悪感があるのか、俯いた副会長を、会長は一瞥した。


「……西條。」

「!」


会長に呼ばれ、副会長は、ビクリと肩を揺らした。


「ジロは、テメェらが仕事放棄した穴を埋めてくれている、オレの大事な補佐だ。…もう、オレは充分待った。」


王は、静かな声で、断罪した。


「もう、テメェらは、いらない。」

「っ!!」


ガバッと顔を上げる副会長が何かを言う前に、会長はトドメを刺す。


「…分かったら、さっさと出て行け。部外者ども。」

「……………っ、」


その時の副会長の顔は、屈辱と絶望が混ざったような酷い顔だった。


…崇めたてられる事が当り前になっていた彼は、いつの間にかその地位が、不動で永遠のモノであるような錯覚をしてしまったのかもしれない。


副会長は、憎しみを込めた目でオレを睨むと、まだ何か言っているケーワイ君の手を掴んで、生徒会室を出ていった。


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あきゅろす。
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