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Others
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次の日の放課後。


文句無しに有能な叶は、本当に間に合わせてくれたらしく、各、生徒会親衛隊の隊長、副隊長との話し合いの場を設けてくれた。


指定された一室の前で、オレは大きく息を吸う。




――さぁ、


ここからが、勝負所。








「全員、そろったようだね。」


ぐるりと室内を見渡し、そう落ち着いた声で告げたのは、王子然とした優しげな美貌で、気品に満ちた笑みを浮かべる青年。
本人も親衛隊を有する、生徒会長親衛隊長 櫻井 秀一 その人だ。


「…今回集まったのは、書記親衛隊長である叶の呼び掛けだが…叶。」


櫻井先輩に促され、叶は一礼をして立ち上がる。


「皆様、お忙しい中、集まっていただき、ありがとうございます。…今日集まっていただいた理由は、櫻井先輩に許可をいただいて、特別同席している、オレの親友の要望なんですが…理由は本人の方から。」


叶に紹介されると、僅かに室内が騒ついた。
それから、叶と、書記親衛隊の副隊長さんに挟まれた席に座るオレに視線が集まる。


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あきゅろす。
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