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Others
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「…補佐?そんな役職、あったんだー?」


オレの言葉に、叶は苦い顔で頷く。


「生徒会役員は、各々、一人ずつ補佐を持てる。当人の承諾と生徒会顧問の承諾さえあれば可能だ…表向きは。」


まぁ、予想は付く。


今迄、補佐の役職についた人がいない事と、生徒会の人気っぷりを見れば、答えは自ずと出る。


「……親衛隊、かぁ。」

「…そうだ。」


重々しく肯定した叶の顔を、オレはじっと見つめる。


「ねぇ、かのー。」

「…何だ。」


「親衛隊の皆さんを、集める事って、出来るー?」


「…………………。」



叶は、オレの言いだすだろう事位、とっくに予想済みだったのか、堅い表情のまま黙り込んだ。


「…………。」


でも、オレは目をそらさない。


ねぇ、叶。


オレの親友なら、オレが言いだしたらきかない事も、知ってるでしょ?


ただ、じっと見つめ続けるオレに、根負けする形で、叶は深くため息をついた。


「………早くて、明日の放課後だぞ。」


二重丸の回答に、オレはにっこりと笑った。


「充分だよー。」


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あきゅろす。
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