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Others
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でもって、奴らとも彼女らとも知り合いで、尚且つ無害そうなオレが、彼女らの愚痴相手のターゲットとなるわけだ。

オレはこの通り、女の子大好きなフェミニストだから、キチンと女の子達の話を聞いて、慰める。

すると…何故か最終的に、告白される。
不思議な事に。


もう美形に懲りたのか、失恋のショックでトチ狂ってしまったのかは分からないが、平々凡々なオレに、彼女らは一様に、『真実の愛(恋)に目覚めた』と言って、モーレツなアプローチを開始するのだ。


「早く正気に戻って欲しい…一時の気の迷いとはいえ、女の子泣かせたくないし。」

「……まだンな事言ってんの?一時の気の迷いって……既に2、3年追っかけてる女もいるデショ?」

「相当ショックだったんだね……って、あのコはお前の元カノだ!!」
「今じゃ見るだけで舌打ちされるけどね☆」

てへ☆と葵は小首を傾げた。

「キモッ。…そういう対応されるのは、お前があのコを大切にしなかったからなんだぞ?」

言ってもコイツが変わるわけじゃないと分かっていても、オレは諭すように言う。


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