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Others
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いいかげん慣れるだろー?

寧ろ、毎日そんな風に騒げる方がふしぎー。
皆、元気だよねぇ。


オレがそう遠い目をしていると、前から伸びてきた大きな手が、わしわしとオレの頭を撫でる。


「可愛いなぁ、ジロは。」
「可愛くないー。…てか犬みたいに呼ぶのやめてよ。オレは次郎ですー。」


やる気無い調子のまま、それでも、ム、と睨んだが、更に髪をぐちゃぐちゃにされた。


「もー…会長も、あっち交ざってきなよー。」


可愛い、可愛い繰り返す男の手から逃れ、後ろの惨状を指差すが、会長はオレを見て、優しく笑うばかりだ。


そう、こんなんでも、この人、会長ー。
一応。

オレ様会長って噂で聞いたのに、会ってみたら、優しくて面倒見が良い普通の先輩だった。
(あ、とんでもない美形だけどね、一応ー。)


「会長じゃなくて、総一郎、って呼べよ。」

「や、無理ですー。百歩譲って、橘先輩が精一杯ですー。」


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あきゅろす。
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