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Others
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「………。」


オレのコメカミに、ピキッと青筋が浮かぶ。



ドスッ
「ぐっ!?」
「がっ!?」


両脇のアホ共を、肘鉄で一気に沈め、オレは、フゥ、と息を吐いた。


そして笑顔で、沙織ちゃんに向き直った。


「ごめんね、この馬鹿共が。…有り難う、お弁当。」

受け取ると、沙織ちゃんは、ヒくどころか、キラキラした目でオレを見つめる。


「桜ちゃん、格好イイ!」

「そう?…そうだ、よければお昼、一緒に食べない?」


「食べるっ!」


ワーイ!桜ちゃんと一緒〜!と、沙織ちゃんが、可愛らしくはしゃいでいた、その時。




「…いいご身分ね?葛葉桜。」



―――オレを悩ませていた、キツめの綺麗な声が、割り込んできた。


「!」


其処にいたのは、つい先日、オレに『大嫌い』宣言をくれた美女だ。



「貴女は、」
「玲花ちゃん!」


問い掛けようとしたオレの声に、沙織ちゃんの声が被る。


……え?

もしかしなくても、知り合い?


.

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あきゅろす。
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