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Others
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「……出ていけ。」


一方その頃、


オレといえば、書記さんと真っ正面から睨み合いの真っ最中ー。

殺伐としてます。


低い声でオレを威嚇しているのは、生徒会書記、御厨 剣。


淡い色合いの髪や瞳に白磁の肌は、彼のお祖父さんだかお祖母さんだかが、北欧系の方だからだとか。


あ、でも日本語たどたどしいのは別に、海外生活が長かったからとかでは無いらしい。

寧ろ生まれも育ちも日本。


ただ彼の容貌は、幼い子らの瞳には異質に映ったのか、幼稚園、小学校、と彼は周りと馴染めず、今に至ったようです。
以上、親衛隊調べ。


そのせいなのか、彼は人間嫌いが酷く、友達はおろかクラスメイトとすらうまくいっていない、らしい。


…突然現れた編入生に傾倒するあたり、実は寂しかったんじゃないのかね、と思ったりもするんだが、


まぁ、そんな事どーだっていい。


「…用件が済み次第、勿論出ていきますよー。」


オレは部屋の中へズカズカと上がりこみ、リビングの机の上に、バンッと書類を置いた。


「貴方の解任を要求します。…同意書にサインを。」


ニコリ、と笑んだオレに、書記さんの眉間に深くシワが刻まれた。


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