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Others
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ガラッ

「おっはよー!今日も可愛いっ、桜、愛してるよ!」

テンション高く叫んで、オレに抱きついて来たのは、幼なじみその1、夏木葵。
デカイ体を縮め、スリスリとオレに頬擦りしてくるのは、鬱陶しい事この上が、いつもの事なので、取り敢えず放置する。


「…いー匂い。シャンプー変えた?」
「マツ○ヨにて、ニーキュッパの特売品だ。」
「サラサラ…元の髪質がいーんだね。」

ガッカリ情報を与えても、全くめげずにオレの髪に指を通す。
どんだけ打たれ強いんだ。

てか、お前のフィルターは、どんだけ厚いワケ?


「…じゃあ、この匂いも、桜の匂いなのかな?…やべ。萌える。」


葵はローテンションなオレを置き去りに、勝手にヒートアップしてきた。



…どーでもいいが、スンスン匂いを嗅ぐな。
美形でも画的に、ギリギリアウトだぞ。


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あきゅろす。
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