[携帯モード] [URL送信]

Sub
9


「…な、何してんの!?」


蒼白な顔で、会長を見上げるオレに、会長はやけに楽しそうに笑った。


「お仕置きだ、って言っただろう…?」

「!!?」



嘘だ…
誰か、嘘だと言ってくれ。


「…夜は、これからだ。一晩中、可愛がってやるよ?」
「ふっ…んむっ!?」


ふざけんな!!と叫ぼうとしたオレの声は、噛み付くような口付けに飲み込まれた。


そのまま妖しい動きをする指に、オレは意識を絡めとられてしまう。





結局、オレは一日目だけでなく、二日目の文化祭も不参加。
どころか登校出来たのは、三日後でした…。



嗚呼…
なんて不健全なんだろう。


オレこそ、懺悔するべきなのかもしれないけど、


一番懺悔するべきは、


今日も生徒会室でふんぞりかえっている奴だと思う。



いや、懺悔なんて温い。


神様、寧ろ





奴に天罰を!!
(オレがいなくなったら、泣くくせに。…体もな。)
(…死ね!!!)


END

[*前へ]

10/10ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!