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………?
………………?あれ?
「ぁあああっ!!」
「五月蝿い。」
ガコ。
「痛い…。」
西崎に殴られた頭を押さえて、恨みがましい目で見上げた。
西崎め。
ハードカバーの本(しかも角)で殴りやがったな。
「で?心当たりがあるみたいだな。」
「………。」
あー…忘れてたよ。しずかちゃんに会ってた☆(まごう事なき鳥頭)
半端ない美形さんだったよ〜。武藤とは大分タイプの違う美形さんだったけど。
「…おい、鶏、」
「なんでしょう親分。」
「この学校の鉄則、教えたよな?」
「えーと、生徒会、風紀委員、その他各部の部長等人気者及び、顔の良い輩には絶対近付かない事!声を掛けるなんて以てのほか!何故なら破ろうものなら親衛隊から、嫌がらせ、リンチ、果ては強姦というえげつない制裁が加えられるからでっす!!」
「よーく覚えていたな…だが、理解は出来てないようだ。お前の鳥頭では覚えるまでで限界で、その後の行動に繋げる応用力はなかったようだな。」
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