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闇の天使
07




「…っ」


意識をとり戻して周りを見渡すと



周りには誰一人もいない





私は背中で手錠を付けられ、椅子に身体を固定されていた





(はぁ…ヤバいな。帰ったら絶対お兄ちゃんに怒られる…)






その時、部屋の戸が開いて3人、スーツを着た男たちが入ってきた





あきらかにマフィアだ








「やぁ、お目覚めかい?お嬢ちゃん」




「…あなたたち、誰?」





私はできるかぎり出せる殺気を出して聞いた








男たちは私の殺気に驚いたのか、目をみひらかせた








「お…お前は何者だ…?」





明らかに怯えている




(大の大人が、こんな子供に怯えるなんてね…)





「私はXUNXUSの妹だよ」









そう言った途端男たちは意識を失って倒れた









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