闇の天使
04
「レヴィ!?」
「ふぶきさん!?」
レヴィは
私をXANXUSの妹だから
という理由でさん付けで呼んでいる
…私があまり好きになれない人の内の一人だ
ガチャ
あ、ヤバい
中からはドアを開ける音が聞こえてきた
私はレヴィの肩に手をかけてくるっと一回転した
これで談話室から私の姿はレヴィの陰でみえない
…よし、部屋戻らないと!
階段を駆け上がって自室のドアを開けてベッドに飛び込む
ちょうどそのとき部屋のドアが開けられた
「姫〜遊ぼ!」
ベルだ
私が談話室の前にいたことは気づかれていないようだ
私はベッドの端に腰掛けて「いいよっ」と言った
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