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キャラトーク集
07/4/15
「なんか票数も多いことだし、キャラトーク31回目いってみっか!」
「多いわけではないぞ」
「比較的多いんだから、多いでいいんだよ!」
「一理ありやすね」
「待て。納得いかん」
「まあまあ、そんなことどうだっていいじゃない?…ほら、来てるよゲストさん」
「待たせちまったかな?…ああ、女性を待たすなんて、俺ぁなんて罪な男なんだ」
「孫市さん」
「よお、頼重」
「わたしもおります…」
「黒田官兵衛ではないか」
「どうしてこの人選なんでございやしょう?」
「はっ、俺が人気者だからに決まってんだろ」
「うぬぼれるな」
「うぬぼれちゃいないさ。おまえらダサい野郎どもと違って、俺には経験と実績があるんでね。…ま、世の女性たちは男を見る目があるってわけだ」
「秀利さんは?」
「朝練だろ」
「部活か!!」
「ウサギの世話してる」
「それも生物部!?」
「みなさん…この官兵衛をないがしろにしないでいただきたい」
「あ、ああ…。官兵衛さん地味だからさ」
「ていうか本編出てないのにどうしてこっちに来るんでやすか」
「はっきり言って邪魔だな」
「ちょ、ちょっと…かわいそうだよ」
「さすが凛。なんて優しいんだ。巨悪までをも包み込そうなその万物の母のごとき慈愛で、俺を癒してくれないか」
「孫市さん…いちおう人妻なんだぜ」
「はっ、人の愛に垣根なんてないのさ。たとえあったとしても、俺が全て飛び越えてやるよ」
「それ犯罪者の思想だろ」
「なんなんだ、コイツは…」
「まるで男版佐紋さんでやすね」
佐紋は男だ
「ですから、この官兵衛をないがしろにしないでいただきたい!」
「官兵衛さん、自分から話さなきゃダメですよ」
「お凛どの…」
「本編じゃ目立てないんですから、頑張ってください!」
「…ありがたい。ならばわたしは、知略で活躍の場をゴフッ!!
「おいおい!なにすんだよ孫市さん!!いきなり発砲!?」
「俺より目立とうとするなんて100年早いんだよ」
「おのれ雑賀孫市…!貴様が武力行使に出るならば、こちらにも考えがある!!」
「はぁ?冗談はだけにしろよ」
「官兵衛の肩に何が!?」
「臨・兵・闘・者…なんたらかんたら!いでよ、本多忠勝ッ!!」
「我こそは本多忠勝ッ!すべて武で語…あふんっ
「股間蹴ったくらいで消滅したぜ。ザマぁないな」
「最近こんなんばっかだな、忠勝さん…」
「孫市…あの忠勝をあっさり片付けるなどとは、やるではないか」
「しょせんトンボ切りのオッサンだからな
「なんだかそれじゃ、トンボを切ることを生業としている人みたいでございやすね…」
「ウチってBASARA以上に戦国武将おちょくってないか?」
「あはは…悪意がないからいいんだよ、きっと…」
「くう…ッ!この上は、背を向けるもやむなし!さらば!!」
「はっ、逃げんのかよ!」
「退却ではない!未来への進軍である!」
「どこの名族だ」
「あー、行っちゃった…。もう少しくらい、話させてあげてもよかったのに……」
「凛。悲しむ気持ちは俺にもよくわかる。だから今は泣いていいさ。俺がその真珠のような涙をそっと拭ってあげよう」
「おい、孫市…いいかげんにしろ。凛はわしの嫁だぞ」
「はっ、だったら力づくで守ってみな」
「おのれ…!抜け、孫市ッ!!」
「俺はこの種子島銃が一丁あれば充分だぜ?…こいよ、一発であの世に逝かせてやる」
「ぬう…なめるなッ!」
「やめてよ、二人とも!」
「凛…」
「勘九郎、私ならいいから。孫市さんって私のタイプじゃないし」
「奥さん、ハッキリ言いやすね」
「私には、勘九郎だけだよ」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「凛……」
「勘九郎……」
「はじまったよ…」
「なんだか途中から「凛九郎」って見えてきやした」
「俺には「勘」に見えるぜ」
「待ってな、凛…。いずれこの雑賀孫市が、その男の悪夢のような呪縛から、おまえを解き放ってやるぜ」
「人妻だっつーのに…」
「フェチなんでございやしょ。人妻フェチ」
「みんな〜、遅れてごめんね〜!」
「お、秀利さん?」
「ウサギ食べてた〜!」
「動物愛護団体に怒られんぞ!!!」
「そんなオチでございやすか…」











「…ふう。黒田官兵衛ともあろう者が、あのような輩に追い立てられるとは…世も末ですかな」
「フフ…あなたもこの世界に不満を抱いているようですな、黒田どの」
「!?なにやつッ!」
「おっと、そう警戒しないでいただきたい。わたしは真田源三郎信幸…いや、イプシロンと名乗っておこうか」
「なに……!?」
「隣にいるのは、我が弟・真田源二郎幸村…コードネームはオミクロンで通してもらっているよ」
「…………」
「…わたしを、どうするつもりだ…!!」
「共に来てもらいたい。我々「闇の鏡」の頭脳として、あなたが必要だ」
「断る…と言ったら?」
「フフ…それは出来ない。人は誰しも、自分の心の奥底に、もう一人の自分を持っているものさ」
「なにを…言っている」
「フフフ。さぁ、黒田官兵衛。わたしの瞳を、よく見てみるんだ……」
「…あ……!」
「黒田官兵衛…今日からあなたは、ディガンマだよ」
「ディガンマ…わたしゃディガンマだ!アッハハハハハハ!!」
「…兄上…ずいぶんと…ハイテンションに…なりましたな…」
「フフ、これが彼の裏の顔というわけさ。…とにかく、これで我らは軍師を得た」
「はい…計画は…順調に……」
「ああ。次は、徳川家康…ラムダを手に入れようか」
「カイ、プサイ、オメガは…いかがなさいます…」
「ほしいところだな」
「御意…」
「…フフフ……。これからだ。全ては、これから始まっていくのさ…!」
「御意…」
「…あなたにわたしが止められるかな、父上……」










……つづく。

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あきゅろす。
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