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その他の人物
濃姫
美濃の梟雄・斎藤道三の娘。明智光秀とはいとこ同士だといいます。もともとの名は帰蝶でしたが、織田信長のもとに嫁いだ時に「美濃から来た姫」ということで濃姫と呼ばれるようになりました。
当時、尾張の織田信秀と美濃の斎藤道三は敵対関係にありましたが、お互いに同盟を結びたがっていました。そこで、信秀の息子信長と、道三の娘である濃姫を婚姻させることとなったのですが、道三の意図は別のところにありました。
「信長が噂通りのうつけなら、この短刀で信長を刺せ」道三はそう言って濃姫に刀をわたしました。尾張を盗るための策略だったのです。しかし、濃姫は
言い返しました。「これは父上を刺す刀となるやも知れません」と。道三は「さすがは蝮の子よ」と喜んだといいます。
濃姫に関する話はこれだけで、あとは信長との間に子が無かったというだけです。いつ亡くなったのかも定かではありません。

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あきゅろす。
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