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君のすべてが欲しいんだ
(2)動き出す運命
「じゃあ、また明日な。マリア」

『うん、また明日ね、おやすみ、ツナ』

「おやすみ、マリア」



ガチャ…パタン


『はぁ…疲れた…明日早いし、もう寝ちゃおう…』

そして私は深い眠りに入った。

これから何が起こるか知らずに……



深夜…午前0時すぎ…
窓から、月の光が差し込む中…指輪が急に光始めた。
マリアはまだ眠っている。そして、指輪の光がマリアを包み込んだ。


そしてマリアは、その場から

消えた…







―――――

「…ふぅ、いい加減にこの毎日のパーティーは辞めてほしいものだ…」

なんでもこのパーティーの中から、婚約者を探せとか―…

私は女なんぞに、興味は全くない。どの女も化粧や香水臭くて嫌だ。

しかも、ボンゴレの名が目当てなのが、目に見えている…。

だが、私もボンゴレのボスだ…婚約者をそろそろ見つけなければならない…

はぁ…どうしたものか…
私はパーティーに嫌気がさし、外の空気を吸うため、パーティー会場をでた。


ふぅ…

……!ん?なんだ?

その時、何かに呼ばれたような…そんな気がした…。
そのまま、何かに吸い込まれるように、歩きだした。





「確か…ここらへんからのはず…!なんだ、あの光は…?」


近くの草村がまばゆい光に包まれていた。

「敵か…?」

一応グローブをはめて、光のほうへと向かった。



「………!」

そこには女が倒れていた。どうやらあの光は、彼女の指にはめられた、指輪のせいのようだ。

指輪は今もまだ光続けている。


「これが運命の出会い…というものか…」

どうやら私は、彼女に一目惚れしたようだ…

「眠っているのか…」

そして彼女に触れた瞬間、先ほどまで光っていた指輪は、光らなくなった。

「…不思議な指輪だ…まぁそれより、こんな所で寝ていると風邪をひく…」

私は彼女を優しく抱き抱え、屋敷へと戻った。

腕の中で眠る彼女を愛おしく感じてながら―

To be continue

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あきゅろす。
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