トラブル ライフ トラブル(7) (7)最強ヒットマン参戦 ボロボロになった調理室 空気が重い…そして心臓が苦しいです… 「さて、やっと二人きりになれたね…これでゆっくり話せるね、綾香?」 ワァ…素敵な笑顔… …でも背後に、真っ黒なオーラが見える気がする…うん、気のせいだ ガチャ 「何やってんだ、ツナ…なんだこの調理室は…戦闘でもあったのか…?」 ツナさんと恐くて、目を合わせずにいると、急に調理室の扉が開いた。 そして、黒い帽子をかぶった男の人が入ってきた。 「……おかえり、リボーン」 ん?…リボーン?リボーンって…えっ? 『なぜだぁ―…リボーンが…リボーンが、ビックサイズに…』 「ぷっ…」 「…ツナ…誰だ…この失礼な女は…」 吹き出すツナさんと、笑顔で銃口を向けてくる帽子を被った彼。 「あはは、やっぱり綾香は最高だよ。 リボーン、彼女は綾香。今日からここでメイドとして働いてもらう子だよ。」 『…そんな…、リボーンが…あの小さくて可愛いリボーンが…』 リボーンの世界にトリップしてきて、赤ん坊のリボーンに、会えるのを楽しみにしていたので、私は結構ショックをうけた。 …確かに、以前ツナさんに、リボーンも大人だと聞いたが… 「綾香、とりあえず、リボーンに自己紹介しようね?ショックなのは、わかるけど」 『…綾香です。今日からここで働きます… …あの、リボーン…さん…小さくなれないんですか?』 「なれるかー」 ビシッ 「ぷっ…あははは…」 私の言葉に、また吹き出すツナさんに、突っ込むリボーンさん。 相変わらず笑い続けるツナさん…笑い過ぎでしょ…なんて考えていたら、リボーンさんは、いつの間にか、私の目の前まで来ていた。 「綾香…こうなったら、俺の大人の魅力…教えてやるぞ…」 『へ…?』 ちゅっ そしていきなり頬にキスされた。 『えっ?えっ?』 「覚悟しろよ、綾香?」 なぜだぁぁー …続く! [*前へ] [戻る] |