トラブル ライフ
トラブル(2)
ただ今、落下中;
私の人生、ここで終わるのか…本当毎日トラブル続きだったな…でも充実した毎日だったなぁ…
私に心残りはな…ってー今週のジャンプ読んでないよ!!リボーン読んでないんですけど!!
いやぁだぁー、やっとヴァリアーでてきたのにぃー!!リボーーン、ツナー…
心の中で叫んでいた。
…というか、いつまで落ちてるの?こんなに高かったっけ?あれ?
なんて考えていると、いきなり光に包まれた。
なぜだあぁぁーー
ボフッ
ん?どこかに落ちたみたいだけど…全然痛くない…
恐る恐る目を開けてみるとそこはすっごく豪華な部屋だった…
ここってもしかして天国ですか!?えー私やっぱり死んじゃったのー!?
まだジャンプ読んでないのに!!リボーンのカードとかキーホルダーとかクッションとか、まだまだ買ってないのもあるのにー!!
なぜだぁぁー「うるさいんだけど…」
……ん?誰か喋った?いやいや、誰もいないけど……
「下だよ、下!」
え?下?
「早くどいてくれないかな?(黒笑)」
『…!ごめんなさい!』
なぜか私は知らない男の人の上に座っていたようだ。
…しかも、この人さっき、すっごい黒い笑いだったよ!!
まさに悪魔、いや大魔王だ…「ふぅーん、大魔王ねぇ…ずいぶん言いたい放題だね。そんなに早く死にたいの?(黒笑)」
…ちょ、ちょっと待って!私、口に出してた!??
「いや、口に出してはいないよ」
ですよねー…って、じゃあなんで、この人私が考えてることが分かるの?まっ、まさか…
『神様?』
「…っぷ、あはは、違うから。お前面白…っははは」
…今度は笑いだしちゃったよ…ん?でもこの人どこかで…私は知ってるような…
きれいなススキ色の髪、顔もすごくカッコイイ…でもあんな黒い笑い…一度でも見たら忘れないだろうし…んー…でも…
「はは、面白いな、お前。どこかのファミリーのスパイでもなさそうだし…」
そう言い、私をじっと見つめて来た。
本当カッコイイな…あの黒い笑顔がなければな…ん?黒い笑顔がなければ…?…似てる…私が一番大好きなあの…
「…うん、決めた。お前は今日からここで働いてもらう。…俺は沢田綱吉。ここの、ボンゴレファミリーのボスだよ。」
ん?今なんて言った?…さ…さわだ…つなよし…?さわだ…ツナ…
『沢田綱吉ーーー!?』
静かな屋敷に私の声が響いた…
つづく…
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