トラブル ライフ
トラブル(5)
みなさん、こんにちは…綾香です…
ただいま現実逃避の真っ最中です…
えっ?なぜかって…それは…
「ねぇ…、いつまで待たせるつもり…咬み殺すよ…」
「クフフ、全く君は、相変わらず、女の子の扱いがなっていませんね」
「咬み殺す…」
「まぁまぁ、二人とも落ち着けって」
「お前ら、10代目の前でごちゃごちゃと…っ」
「極限ーランニングの途中だから早くせんかー!!」
「やれやれ、騒がしいですね…」
私の前には、10年たった守護者たちがいる。
美形すぎる…ホストみたい…
「いい加減に話さないと、俺…怒るよ?(黒笑)」
大魔王…じゃなかった!;黒い笑いのツナさんが、グローブを、はめようとしている…;
え?私いくらなんでも死んじゃうよ!?
「早く話そうね?(黒笑)名前は?」
『…綾香です』
危うく命の危険が…涙
「んじゃあ、綾香はどうして、いきなりここにいきなり現れたの?」
やっぱりその質問来ちゃったよ…どっ、どうしよう…
ここは適当にごまかして…「綾香?嘘ついたらどうなるか分かってるよね?」
出来なかったぁぁ、さすが大魔王…油断も隙もない…
こうなったら、本当のこと、全部話してやるんだからぁぁ!!
…間
…やっぱり、みんな、こいつ大丈夫みたいな顔している。
私…殺されるのかな…短い人生だったなぁ…
「ダメツナねぇ…」
つぶやくツナさん。
「クフフ、昔の君にぴったりじゃないですか」
「骸…土に還るか?」
「………」
「でもすごいのなっ!綾香の世界じゃ、俺たち有名人なんだなっ!
ところで、綾香は俺たちの中で一番誰が好きなんだ?」
『えっ…?』
いきなり何を言い出すんだ山本さん!!
「確かにそれは興味深いね…綾香、誰なの?」
「クフフ、そんなの僕に決まってるじゃないですか…ねぇ…綾香?」
「なにを言っとるかー極限俺に決まってろうが!」
「俺だろっ!綾香」
「なっ…そんなの10代目に決まって…」
「綾香さん、俺ですよね?」
『へっ!?』
いきなりどうしたんですか、皆さん…
目が本気なんですが…;
「お前ら、いい加減にしろよ」
『…!ツナさん!』
そうだよ、こんなのどうでもいいじゃ「綾香が愛してるのは俺なんだから。ねぇ、綾香(黒笑)」
なぜだぁぁー;
「ねぇ、はっきりしないと咬み殺すよ」
もうこうなったら正直に…
『私が好きなのは…
小さくて可愛いリボーンさんと、真っ白な黒くないツナさんです!』
私がそう言うと、なんとも言えない、静かな雰囲気になった…
しかし、どす黒いオーラを出す人が、一人だけ…
「へぇ…白いねぇ…綾香…絶対俺のこと好きにさせてやるから」
『なっ!?』
何言い出すんだ、この人;
「ワオ、それ楽しそうだね、僕も混ぜてよ」
雲雀さんまで;
「クフフ、僕も参加します。綾香に僕の魅力を教えてさしあげます」
骸さんまで…;
「おっ、じゃあ俺もなっ」
山本さん!?
「極限に参加だぁー」
お兄さんもー;
「10代目がそうおっしゃるなら、俺も!」
獄寺さんー;
「そういうことでしたら、俺も参加します」
ランボさんまで…
「ふーん…全員ライバルか…まぁ、勝つのは俺だけど。それと、綾香には今日からここで、メイドとして働いてもらうから」
『そんないきなり…;』
「綾香に拒否権は、ないから。ってことで、よろしく、綾香(笑顔)」
この時のツナさんの笑顔は、とてもいい笑顔でした。
これからどうなるのー…;
《おまけ》
「そういえば、明日にはリボーンが、任務から帰ってくるから」
『え!本当ですか!』
「(ちょっとムッ)嬉しそうなところ悪いけど、リボーンもう大人だからね」
『……なぜだぁぁー』
「(やっぱり面白い…)」
つづくー
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