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銀木犀
ページ:19

魔法みたいだ。


テーブルの上には
色とりどりのチョコレート

チェリー・ブロッサムと
銀紫さんの好きな
ブルーベリー・エンジェル(カクテル)。


「いつの間に?」

「秘密…」


銀紫さんは
王室御用達アソートBOXから
チョコレートをひとつ取る。


「ブルーベリー・エンジェルって
 アルコールきつい?」


「ヨーグルトベースだから
 まろやかだよ。
 …飲む?」

「え」



銀紫さんは楼犀のくちびるに
カクテルグラスを押し当てる。


「ぇ、…う」



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あきゅろす。
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