銀木犀
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魔法みたいだ。
テーブルの上には
色とりどりのチョコレート
チェリー・ブロッサムと
銀紫さんの好きな
ブルーベリー・エンジェル(カクテル)。
「いつの間に?」
「秘密…」
銀紫さんは
王室御用達アソートBOXから
チョコレートをひとつ取る。
「ブルーベリー・エンジェルって
アルコールきつい?」
「ヨーグルトベースだから
まろやかだよ。
…飲む?」
「え」
銀紫さんは楼犀のくちびるに
カクテルグラスを押し当てる。
「ぇ、…う」
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