Jａｐaｎeｓｅ
長文
…ごめんなさい…
ありふれた言葉だし、
何回も聞いて聞き飽きたかもしれないけど
どうか聞いて下さい.
本当にごめんなさい.
君の溢れる笑み、
仄かに漂うｼｬﾝﾌﾟｰの香り、
何気ない仕草、
全てが僕を安心させてくれた.
君は僕の昨日であり、
今日であり、未来であった.
本当に愛してた.
来年の今日も
こうして一緒に過ごせたらいいね.
寄り添うように君は言った.
でも、僕には来年なんて
来なかった.
明日もまだ来ていない.
あの時何故神様は君を選んだんだろう?
何故僕を選んではくれなかったんだろう?
日に日に微笑みが君から消えていった.
僕にはどうする事もできなかった.
そんな自分が悔しくて、
ただ、君に申し訳ないよ.
弱音一つ吐かない君が
最後にいった言葉.
私を好きになってくれて
ありがとう.
今まで好きでいてくれて
ありがとう.
ごめんね、私こんなになっちゃって…
本当にごめんね…
その言葉
そのまま君に返すよ、
愛してる.
君がこの世から消えても、
愛してる.
守ってあげれなくて
本当にごめん
許してくれとは言わないよ.
ただ…、
許されるのならば、
まだ君を好きでいさせて下さい.
この声、君に届いているかな?
聞こえているかな?
ごめんねは何千回も言ったから、
今度は愛してるを一万回言おうかな.
もし、聞いるなら、
一つも逃さず全部聞いていてくれよ.
愛してるから
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