[通常モード] [URL送信]
*六ヶ月の恋



花束をもつあなたの、その手が私に教えたこと



世界の歴史、人間の歴史


愛と憎しみと悲しみと栄光とそして





あなたはもういないのに


なぜか泣く気にならないよ



スーツを着てまるで別人みたいなのにね



最後に言ってくれた言葉が、魔法のようにわたしをとりまいていて




ねぇ、また戻ってくるんでしょ?



その時わたしはきっといないけど、どこかで繋がっていてほしい




あっさりと去っていくその背中に、





六ヶ月の恋。





[*前へ][次へ#]

6/20ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!