こねことおおかみ/完結
2
▽▽▽▽▽
「なぁ」
「ん〜?どったのかおるちゃん」
「・・・・・凛、来るかな?」
「んーどうだろね。さすがに昨日の今日だし、もし来れたとしても
オレたちを怖がらないとも限らないしね」
「・・・・・・そっか」
亮平の言葉に眉をたらす馨。
庇護欲を掻き立てられる亮平。
「なんだ田原、辛気臭い顔して」
「タケちゃん・・・」
「・・・お前がそんな顔してたら涼宮だって気が引けちまうだろうよ。ふつーにしてろ。ふつーにいつものお前みたいに友達として迎えてやれ」
ぽふぽふっ
「タケちゃん・・・」
武下の言葉と優しい手に馨の目も潤む
「タケちゃんっ!!!
まともなことも言えたんだn「べしっ!」いっ!」
結局いつものノリに戻ったが
それが武下の優しさであり
馨の照れ隠しでもあった
ガラガラっ
「あ・・・・凛・・・・」
宗昭の影に隠れるように凛は姿を現した。
<*わんにゃん#>
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