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こねことおおかみ/完結
立入禁止
「ご馳走様です」
「ごちそーさま」

「いえいえ、お粗末様でした」

念願のおしるこで冷えた身体も暖まり、やっと落ち着いた二人。リビングのソファに並んで座り、向かいのソファには小百合が座って談笑中である。

凛が宗昭の隣にぴとりと張り付いているのを、小百合はにこにこ眺めて「ふふっ、仲が良いのね」などと言うものだから、宗昭はいたたまれない。

しばらくすると「夕食の準備をするわね」と小百合が腰を上げる。

「あ、俺も手伝います」

小百合は少し驚いたような顔をしてからふわりと笑う
「それじゃぁお言葉に甘えてお皿でも並べてもらおうかしら」

それを見ていた凛もすくっと立ち上がる。

「僕もてつだう」


「「ダメよ(だ)」」


「凛ちゃんはお台所は入っちゃダメって言ったでしょ」と母に言われ、凛はしぶしぶ諦めリビングへと戻っていった。

「いいもんね。僕はみゃーこさんといちゃいちゃするもんね」

凛はソファでくつろぐ都を捕まえていつもよりしつこいスキンシップに及ぶことにした。







「ふふっ、拗ねちゃって。凛ったら可愛いわね」
「そうですね」

「あんなにぴったりくっついて、宗昭くん大丈夫?」
「可愛いですから」

「そうね。あら、都さんと並ぶと凛ちゃんも猫ちゃんみたいね」
「全くです」



リビングを眺めながら小百合と宗昭はすっかり意気投合していた。



そんな時であった_____

<*わんにゃん#>

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あきゅろす。
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