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「おはようございます、ラコさん」
先生はにっこり微笑む。
ラコの顔はひきつっていた。
「ぅはよ、っごじゃ! まひゅ!」
「そういえば、ラコさんのすむ北の国は今大変でしたね」
「あの……ぉっ!」
やばいやばいやばい!
まずいまずいもういっぱぁい!
うー、結界ふさがなくちゃ!
「ご実家は無事ですか?」
「先生、無事だから! 無事なんでさよならしましょ!」
海外拠点を置くストックフィリアが、ラコの住む北国に半分住んでしまっているのだが、地元住民といろいろとあっていた。
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