びたえあ
30.底が抜けたら返りましょ(9/17)

「はい」

「いや、別に、責めちゃいないよ。だけど……」

ちらりと、ボクは、メイドAを見た。
Aは、どうかなさいましたか?という顔をしている。

「そうか。
掃除、人手が足りないから、朝早くから始めたんだな」

 朝散歩に行こうとしたときボクが誰かにとがめられていた気はする。
意識はぼんやりしてたけど。




20:17


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