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42.○○さま。




朝から城中に響き渡るような足音を鳴らして、政宗の部屋に飛び込む少女がいた。

「政宗ぇええ!!」
「Oh..んだよ朝っぱらから、」
「んだよじゃないよ、どういうことよ!!」
「What?」
「なんっで私がアンタのせ「其処へ直れ無礼者ォ!!!」

ドゴォン!!

そしてその少女の後ろに突如として現れた大男。
襖がもはや破壊音をあげるほどに開け放つそれに、二人は顔を青ざめさせた。

「こ、小十郎さま…!」
「朝っぱらから我等が筆頭に無礼たぁ良い度胸じゃねぇか」
「ごごごごめんなさぁい!!」

少女は物凄い速さで逃げ帰ってしまう。
その様子を見送った政宗はジロリと小十郎を見上げた。

「Hey小十郎、てめぇ俺のhanyを追い返しちまいやがって」
「しかし、あの娘の口の聞き方が何とも…」
「気にしてねぇよんなもん。むしろあれのが親密感出てるだろ」
「は、しかし」
「いんだよ。別にお前が様付で呼ばれて俺が呼び捨てでも(既にオシドリ夫婦だろははん)」
「(ハッ…俺が様付で政宗様が呼び捨てだということを気にしておられるのか!)」←深読み




その後、少女と鉢合わせる小十郎。

「あ、小十郎様」ビクッ
「!…俺に様を付けるんじゃねぇええ!!」
「え-!?」

え、何々、超理不尽!




_____
言いかけていたのは
何で私がアンタの正室(奥様)になることになってるのよー、です(・∀・)


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