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「どうかしたのセフィロス」
「あー…なんか、疲れちまったみたい、でさ!」
「ふぅん…何だ、つまんないの」
おいぃいい
何だ今の発言は!!
やっぱり悪戯しにきたのか!?
ナマエはさして表情には見せなかったが、明らかに落胆した声音だった。
ザックスはセフィロスの腕を肩に回すと、ヨッコラセと立ち上がる。
「大分調子わるそうだから!俺がセフィロスを医務室に連れてくよ…ナマエは先に帰ってていいぜ!」
「んー…良いよ、どうせ暇だから手伝う」
何ぃいいい
ザックスは心の中で悲鳴をあげた。
何なんだ今日のナマエは…いつもなら俺が言う前に面倒事からは手をひくくせに!
しかしザックスはそれを表に出すことはせず、あえて笑顔でナマエに接した。
ザックスでさえ、ナマエの悪戯地雷のスイッチを踏む可能性はあるのだから。
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「じゃあ、セフィロスよろしくお願いします」
ザックスとナマエはセフィロスを医務室に送り届けて帰路についた。
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