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しばしの間、重苦しい沈黙が続く。
ナマエは、やっと口を開いた。


「村は、皆は…どうなったの」
「村は神羅が焼き払った、だけど村人は既に…」
「!?…じゃあ、父さん、母さんは」
「地主の庭に、墓が2つあった…俺達が行ったときには、もう」

殺されていた

「…だ、れが…?」

ナマエの声は震え、怒りと悲しみを押さえ込むようにかすれていた。
そして、ザックスがそれに出した答えは…

「…ジェネシス、」
「嘘だ!!」

ナマエは思わず大声を出す。
ザックスの手を払いのけて、ザックスの胸倉を掴みあげた。
無理矢理起こされたザックスは、別に反抗しなかった。
そのかわり、とても悲痛な瞳をしていた。
ナマエは願うように問いかけた。

「兄さんが、そんな事するはずないッ…嘘だ、嘘だよ!!」
「ジェネシスに会った…アイツ自身がそう言った」
「違う違う!!…そんなの、嘘だッ…!」


ナマエは必死に首を振る。
ザックスは、ナマエの震える肩を抱き締めた。


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