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「では、仕上がりは3日後になります」
「じゃあまた引き取りにくるぞ、と」
レノもクリーニングを受け取ったらしく、会計を済ませようとした。
「あ…お金どうしよう」
「心配すんな、俺が払ってやるよ」
「わーい奢りだ」
「…ちょっと図々しくなってきたなお前」
ナマエのささやかな期待に、レノは苦笑して頭を小突いた。
「仕方ねぇな、貸しひとつだぞ、と」
「借りっぱなし主義だから」
「いい根性だぞ、と」
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「それより…心なしか、胸大きくなんないか」
「気のせい気のせい」
神羅ビルに帰る道で、ふとレノはセクハラ発言。
ナマエは軽くしらを切ったが、ごまかしきれてはいなかった。
「…まぁ良いけど。次の服が来るまで気ぃつけろよな」
「何を」
チュッ
「男に…な」
「…は、」
至近距離にいるレノはしてやったり、と笑みを浮かべる。
ナマエは現状を理解できずにぽかんとレノを見上げる。
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