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セフィロスは現状を理解できているはずもなく、不審そうに眉をひそめた。

「そうゆう関係…何のことだ」
「ナマエとアンタの関係さ。勝手の出入りを許してあるって…やっぱ」

許してない
この人が勝手にしてるだけ

ナマエは心の中でツッこむ。

「あぁ、いつもの事だが」

黙れ!!
アンタたまには空気を読め!!

「!…やっぱりな」

ザックスはフッと眉を下げて笑う。

何その笑い方
全て知ってしまいましたみたいな顔
うわなんかイラッときた

するとザックスは、自分は空気読めますみたいな得意げな顔をしてソファをセフィロスに譲り、部屋から出ていこうとした。

「じゃ、俺はこれで…邪魔だろうしー?」


プチン

思わずナマエはザックスの足を引っ掛けた。

ガツン!!

「いって!!」
「人の話は最後まで聞く!次に口を挟んだら覚悟しなよ…」

ナマエは笑顔の脅迫で、ザックスを頷かせた。



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